悲しんで居られない相続手続き

故人(被相続人)が亡くなると、喪主や相続人は悲しむ

間もなく様々行事・届出・手続きに追われます。

 

一番始めは、通夜・告別式など葬儀の手配です。

事前の葬儀社を決めている場合の他は、病院に詰めている

葬儀社か最初に連絡した葬儀社に決まることが多いよう

です。

とても相見積もりなど出来ない状況です。

 

また価格も「松」・「梅」・「竹」の基本三コースが用意

され「竹」のコースが見るからに貧弱で、「竹」のコース

以外に誘導され、多くの方が「松」・「梅」を選ぶと言われ

ています。

 

値引きなどの交渉は故人にとって不謹慎だと思われることが

いやなのか?ほぼ葬儀社の言い値(価格)で決定します。

 

会場や遺影、引き物、僧侶の手配、通夜の振舞、喪主挨拶

ど、葬儀社からのアドバイスを受けながら、2日間があっと

う間に過ぎていきます。

 

通夜・告別式が終了すると、49日法要や100ヵ日法要、納骨

などの法要が続く他、次にあげる葬儀後の手続きが山のよう

にあるます。

■病院の精算

■健康保険

年金関係

生命・損害保険

銀行預金

証券会社

不動産登記

■遺産相続

■クレジットカード・免許証の返納

などやることが多く、

同時に行く場所も法務局・銀行・年金事務所・市町村役場・

生命保険会社など多岐にわたり、これを一人でやると思えば

悲しんでいる暇がないということが、お分かりですね。