認知症で行方不明年間1万人

昨日(2014.4.16)のNHKニュースに認知症で行方不明として

警察に届けられ方が年間1万人に上ることが報道されていました。

そのうちの死亡・行方不明のままのになってしまう方が500人を超えているそうです。

 

認知症高齢者数(1) 

認知症患者は今後益々増え続け、高齢者の約15%は認知症と

言われ、460万人の方が認知症と言われています。

認知症高齢者数(2)

また、違った側面での認知症の方の集計では、2011年の

介護保険サービス利用者数は約500万人に上っています。

その2分の1が何らかの認知症を抱えている高齢者だと言われて

いるので、約250万人が認知症高齢者と予想されます。

 

行政書士の関わり

行政書士は、認知症などによって判断能力が低下した方の財産

理や身上監護を通じて、ご本人の権利を擁護していく仕組みで

ある「成年後見制度」を応援しています。

 

日本行政書士連合会 

日本行政書士連合会は、2010年に、社会貢献の取り組みの一環

として、高齢者や精神上障害を持つ方の権利擁護および福祉の増進

に寄与することを目的として、一般社団法人コスモス成年後見サポ

ートセンターを設立しました。

 

行政書士の他に、司法書士や社会福祉士も団体を設立し、成年後見活動に貢献していますが、今後さらに認知症の方々が増えることが予想され、後見人は、決定的に不足する事態が起こる可能性があります。

 

 

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