蒲田行進曲の相続(特別養子縁組?)

こんにちは。

千葉県柏市の相続手続き専門行政書士の佐藤和彦です。

 

先日DVDで「鎌田行進曲」を見ました。

劇場の封切を見て以来、30年ぶりです。

原作はつかこうへい、監督は仁義なき戦いの「深作欣二」

です。

 

相続手続きの仕事をし始めて、映画も仕事モードに入って

しまう場合があります。

 

ストーリーは、映画俳優の銀四郎が恋人「小夏」を妊娠させ

てしまい、スターの座を駆け上がっている「銀四郎」は、面倒

を良くみている大部屋俳優の「ヤス」にお腹の中の子どもと

一緒に「小夏」を強引に押し付け、結婚させてしまう話です。

その後に池田屋からの階段落ちのシーンへと続きます。

 

ストーリーは、これくらいにして、この場合「小夏」が生んだ

子の相続権はどのようになるでしょうか?考えてみました。

 

特別養子縁組

養子には、特別養子縁組と普通養子縁組があります。

特別養子縁組とは、対象となる子は原則6歳未満の子が対象で

の父母との親族関係が終了し、養親のみが父母となる制度です。

普通養子縁組

実の父母と養親の父母との両方のp親族関係が存在する制度で、

両方の父母の相続権を持つことになります。

なお、未成年者を養子にする場合は家庭裁判所の許可が必要

です。

 

おそらく、この映画の場合は、特別養子縁組や養子縁組をせず

に、自分の子として出生届けを出すような感じがします。

 

将来的には、銀四郎(風間杜夫)が、子どもを認知し、普通養子

縁組をするのではないでしょうか?

 

この映画ケースは、父親になる安(平田満)が子どもの父親を

知っていることを除けば、元ひかるGenjiのメンバーのケース

と良く似ていますね。