相続とは
相続とは、死亡した人(被相続人)が死亡したときに持って
いたすべての財産(権利と義務)を一定範囲の親族(相続人)
が引き継ぐことをいいます。
相続は人の死亡により開始しますが、事故なので親子が同時
に死亡した場合に、同時に死亡した者の間での相続は発生しま
せん(親Aと子Bが同時に死亡した場合には、Bの子のCが
親Aの財産を代襲相続することになります)
相続制の申告書の提出期限
相続税の申告書の提出期限は、相続の開始があったことを知った
日の翌日から10ヵ月以内となっています。申告書は被相続人の
死亡時の住所を管轄する税務署に提出します。
相続税の納税義務者は、※無制限納税義務者と制限納税義務者
に分けられます。
無制限納税義務者は、相続や遺贈により取得した国内外すべての
財産が課税対象になり、制限納税義務者は国内財産のみが課税の
対象になります。
なお、亡くなった年に被相続人に所得があった場合、被相続人
の所得税の申告(確定申告)は、相続の開始があったことを知っ
た日の翌日から4ヵ月以内に行うことになっています。
※無制限納税義務者
原則、財産を取得したときに国内に住所があるもの
※制限納税義務者
原則、財産を取得したときに国内に住所がなかったもの
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