遺言書で相続税が安くなる?

こんにちは。

 

新聞に遺言書を作ってあると、相

続税がかかる場合に、控除を認め

ることを、税制改正で検討してい

ることが載っていました。

 

超高齢化社会を迎え、年間に亡くなる方は、

110万人を突破しております。

 

今後も増加傾向にあり、相続人の相続税を

支払う件数も、相続税の基礎控除額も下が

ったことも影響して同じく増加しています。

 

そのため、遺産を分けることに手間と時間

がかかる上、「争続」が発生し、裁判所の

調停件数が増大して裁判所の仕事量も膨大

になる可能性があり、このような改正案が

浮上したのかもしれません。

 

紙面では、遺言書を書いた場合の控除額は、

300万円を試算していました。

この場合、今の相続税率では、課税価格

3000万円の場合、約45万円が節税になる

計算です。

 

相続人に相当なメリットがあります。

 

また、私を含めて、遺言書作成代行を行っ

ている行政書士、司法書士、弁護士などは、

この改正案が決定すれば、相当な追い風に

なります。

 

但し、本人(被相続人)が遺言書を書こう

という意思がなければ、駄目ですけどね。

 

遺言書を作らない主な理由は、

○自分の家族は、仲が良いから「争続」は

 おこらない

○自分は、まだ若い(元気)だから、もう

 少し後でで書いても良い

○相続税を払うほどの財産がない

○忙しくて、考える余裕はない

○いつも、財産はこうしてくれと妻や子

 に話している

○遺言書作成にお金がかかる

等が多いようです。

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